朝、ラジオの中国語ニュースを聞いていたら、「洋蔥式穿著(玉ねぎ式の服装)」という言葉が出てきました。
今日は朝晩は気温が低いけど日中は暖かくなるので「玉ねぎ式の服装」のほうがいいですよ、とのこと。 玉ねぎの皮が何層もあるように、重ね着して、気温の変化に合わせて脱いだり着たりするという意味なのでしょう。
日本語に訳すとすれば「重ね着」くらいしか思いつきませんが、玉ねぎとは巧い表現だなと感心しました。 少しネットで検索してみましたが、「洋蔥式的穿法」というような表現はよく使われてるようです。
小さい頃、遊びに来ていた年下のいとこが、食卓の「らっきょう」の皮をなくなるまで剝いていたのを思い出します。
土曜日になんとなく復興北路の三民書局に行ってみました。
台北で有名な書店といえば誠品書店ですが、
個人的にはマニアックな本が揃っている三民書局が好きです。
まず1階にある辞典コーナーを、それとなく見てみました。
すると、やたらと分厚い日漢辞典が目に止まりました。
日漢は日中辞典ですね。
その分厚さから、まず思ったのはこちらの辞典にありがちな、やたらと厚い紙を使った辞典かということ。
表紙も硬くて中身の紙も硬い、なんともめくりにくい辞典が多いので、そのたぐいかと思った。
でも手にとってみると、中の紙は日本の辞書で一般に使われているぺらぺらで耐久力がありそうなインディアペーパー。
この厚さでインディアペーパーということは、むちゃくちゃページ数多いじゃん。
本文の最終頁は2,696頁でした。その後に付録や索引がありますが。
よくよく見てみると、どうやら三省堂の「新辞林」を元にしているようです。「新辞林」と「辞林21」を元に、翻訳編集して作成したとあります。
収録単語数は17万以上、いままで見た日中辞典の中では最高峰です。
たぶん翻訳自体は中国(の人海戦術)で行われたと思います。
それにしても、かなりの作業量でしょう。
まだ、ぱらぱら見ただけですが、ひとつひとつ丁寧に翻訳されている感じがします。
単なる(日本)国語辞典だけでなく、百科事典的な性質もあるので、
見ていてなかなか楽しいです。
ただ、元になる辞典自体が少し古いので、内容的に少し古い部分は否めません。
例えば各県市の情報など、平成大合併の前の資料が載っています。
でもまあ、それはしょうがないという観点で見れば、
かなり知的好奇心をくすぐる日中辞典です。
で、買っちゃいました。2,500元(現時点の日本円換算は約9,300円)
財布的にはちょっと痛いですが、なんか楽しそうだったので。