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台北の街角

台湾の現地企業で働きながら、たまに中日翻訳などをやっています。台北に来て16年くらい。
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失礼しますは謝ってる

同僚からメールの翻訳を頼まれて、急ぎっぽい内容だったので最後に「取り急ぎ用件のみにて失礼いたします」と入れたら、「なんで謝る必要があるんだよ」みたいに言われたので、謝ってねぇよGoogleで調べてみろよと言おうとしたらGoogleの翻訳が謝っている文章だった。なるほど。

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中国語の「時間」

中国語では「日付」や「期間」の意味で"時間"が使われることがある。「〇月〇日」となっているのにうっかりそのまま「時間」としておきそうになる。

主語をどうしよう

今回、ある遺跡展示場のパンフレットの繁体字訳を受けたのだが、主語の扱いをどうしようか迷った。
日本語の文章は主語が省略されても意味が通じることが多いが、中国語で主語を抜かすとなんだか落ち着かなくなってしまう。
そのときは適宜主語を補ったほうが自然な文章になる(と思う)
ただ、今回の日本語原文の場合、単に”我們”とか入れても、その動作を行ったのがパンフレットの作成者(団体)とは限らない。
なのでやむなく主語無しで済ませてしまうことになる。
もやもやするけど、しょうがない。

謝謝=よろしくお願いいたします?

中国語のメールやチャットなどで、台湾の人はよく最後に「謝謝」と付けます。
これまで特に気にかけたことはありませんでした、今日までは。
 
日本語のできる同僚が、チャットツールで台湾人同僚の発言を取引先向けに日本語に訳していました。
すると、私に「あの...謝謝をありがとうございますと訳したら変じゃないですか?」と聞いてきました。
何を言っているのだろうとチャット内容を見てみると、先方から依頼された作業の実施状況を報告したあとに「謝謝」で結んでいます。
 
たしかに、頼まれごとを終えて「ありがとうございます」と結ぶのは変な感じです。
例えば、『言われた通り卵を1パック買ってきました。ありがとう』は変です。
先方が言うならわかるけど。
 
先ほどのチャット内容なら、「よろしくお願いいたします」のほうが自然でしょう。
と思って、そのチャットグループで以前自分が翻訳してたものを見返してみると、確かにありました、「謝謝」で結ばれていたのを自分が「よろしくお願いいたします」と訳していたのを。
 
その時はとくに字面にこだわらず、文の流れ(話の流れ)から「よろしくお願いいたします」と訳したと思います。
少なくとも「謝謝をどう訳そうか」などと頭をひねった記憶はありません。
なので、今日同僚から「ありがとうございますと訳したら変じゃないですか」と聞かされた時、おお言われてみればそうだよなと新しい発見をしたような新鮮な気持ちになりました。
 

意図は伝わりにくい

社内通訳をしていると、きちんと通訳したつもりでも意図が伝わらないことがあります。

日本の会社さんとリモート会議をしたとき、先月実施した台湾でのキャンペーンについての話題になりました。
キャンペーンの結果は事前の予測よりも悪かったのですが、日本側は「私たちも協力するので一緒に対策を考えよう」と言ってくださってます。
私もそのように訳したつもりでした。

ところが、それを聞いた台湾側のほうはキャンペーンがうまくいかなかった原因について長々と弁明しだしたのです。
このまま通訳しても混乱するだけだと判断し、いや日本側の意図はそういうことではないのだと(小声で)説明しました。
それで台湾側(弊社側)担当者もああそうかと軌道修正してくれたので、なんとか無事に終了しました。

こういう余分な口をはさんでも許されるのが社内通訳の良いところかもしれません。通訳というより調整役みたいに見られるので。
もちろん、最初の時点で意図をきちんと伝えられるようにするのが一番なのですが。
 

利用者目線

観光関連アンケートの日中(繁体字)翻訳を引き受けました。
そのなかに「出身国」を問う項目がありました。
設問は単に「出身国」だけ。
 
最初は、台湾でよく使われる"您來自哪個國家?(どの国から来ましたか?)"という表現にしようかと思いました。
ただ、念のため日本語のわかるネイティブに聞いてみると、確かに"您來自哪個國家?"はよく使われる表現だけど、この場合は回答者が混乱するかも、とのこと。
 
一瞬、おっしゃっている意味が分からなかったけど、つまりこういうことだ。
例えばリーさんはアメリカ出身でパスポートはアメリカ、現在台湾在住だがアメリカにもしょっちゅう帰る。
「どの国から来ましたか?」と聞かれた場合、「アメリカ」と答えるか「台湾」と答えるか、一瞬迷ってしまうのではないか。
 
別の例では、世界各地を旅している台湾人がいて韓国経由で日本に入った場合、「どの国から来ましたか?」と聞かれた場合、どちらかと言えば「韓国から来た」と答えてしまうのではないか、ということです。
 
もし、これが出身国="國籍"という訳であれば、回答者も迷わずに記入できる、というのがそのネイティブの意見でした。
 
アンケートの意図としても、どの国の出身者がどれくらいの割合で来訪するかを調査したいのだろうから、ここは"國籍"としたほうがよいかもしれません。
上の「リーさん」の場合、台湾から来たにもかかわらずアメリカと記入するかもしれませんが、アメリカ人としてのアイデンティティを持った人がこの観光地に興味を持ってやって来た、ということなので、アンケートの趣旨にも近いのではないでしょうか。
ひとつの単語であれこれ考えが広がるというのも、翻訳の面白いところであります。
 

めんどうだ

昨日チェック案件(日本語→繁体字翻訳のチェック)を納品後、今朝その翻訳会社から、今回の案件と、前回(12月)の案件の翻訳者について評価してくれとのこと。
どちらのほうがレベルが高いですか、とも聞かれました。
 
先月の案件と言われても、その会社も他の担当者さんから来た案件もあるし、別の翻訳会社のもあるし、いちいち見直すのも大変です。
せめて発注日やファイル名を書いてくれればよいのですが。
 
評価はそれほど厳格ではなくてよいとのことで、別料金を請求するほどのものではないですが、それでも再度原文と訳文ファイルを見返さなければならず、正直あまり気が進みません。
最初に言ってくれてればなあ、という感じです。
  

ああ勘違い

「『應收、實收』の日本語は何ですか?」
 
本日同僚からこんな質問を受けました。
今働いている会社は決済サービスの業務も行っているのですが、これも決済関連の単語です。
 
『應收款』なら辞書には「売掛金」等の単語が載っています。
ただ、今回の場合は売掛金ではありません。
 
決済サービスでは、コンビニ支払いやクレジットカード、キャリア決済等、いろいろな支払い手段が含まれており、それぞれ会計処理方法が異なります。
おおざっぱに言えば、コンビニ支払いでは末端ユーザーがコンビニで支払いをした時点でコンテンツ業者の売上になりますが、キャリア決済(ユーザーが携帯電話の支払時にコンテンツ利用料を一緒に払う)の場合、オンライン上でユーザーがキャリア決済でコンテンツを購入した時点では業者の売上にはならず、実際にユーザーがキャリア(携帯の通信事業者)にその月の利用料を支払った時点で、やっと売上が確保できることになります。
 
「應收」は、コンビニ支払いのように、ユーザーがその場で支払い、すぐに売上に計上できる金額を指します。
「實收」は、キャリア決済等のように、実際にユーザーからの支払いがあるまで待たなければならない金額を指します。
 
日本語で何というかわからず、ネットでいろいろ検索していたら、「仮売上」「実売上」「即時売上」という言葉がありました。
 
どうやら、このようになるようです。
應收:「実売上」又は「即時売上」
實收:「仮売上」
 
--------------------
※参照したサイト例
 
 
 
--------------------
 
このことを同僚に回答したところ、面白いやりとりになりました。
私が「應收は『実売上』、實收は『仮売上』」と答えたら、相手は「え?それ、反対じゃないの?」と言うのです。
 
中国語の「實收」は「実際に収入が発生した(ユーザーが実際に支払った)」というニュアンスなので「実売」だろう、ということらしいです。
確かに「實=実」なので、直感的にはそう思ってしまいます。
 
実は、当初私は中国語の「實收」は「その月の実質収入」の意味に理解していましたが、それは「應收」のほうでした。
 
私は中国語の「應收、實收」の意味を逆に理解し、
相手は日本語の「実売上、仮売上」の意味を逆に理解していたのです。
 
「實收」≠「実売上」というところが紛らわしさの根本なのですが、
私は日本語の意味で中国語を理解し、たぶん相手は中国語の意味で日本語を理解し、それぞれが誤解したという、母語の違いによって同じ単語への理解が異なったのかなと、面白く感じました。
 

新学期

ふだん、125ccのスクーターで通勤していますが、
毎年この時期、まわりのバイクが一気に増えます。
 
これまでなら信号機3つや4つは通過できてたのに、
走っては止まり、走っては止まり、
なかなかスムーズに進めません。
 
ああ、夏休みが終わったんだなと実感します。

完璧すぎて焦る

昨日は少なめの日文中訳チェック案件を2つ引き受けました。

一つ目は、翻訳にあまり慣れていない感じの訳で、
日本語の語順でそのまま訳しましたために、不自然な文脈になっていたり、
単純な誤字、訳抜けがありました。

こうした案件の場合、どこまで直していいものやら悩みます。
用語や明らかな文法のミスは修正しますが、
不自然にならない範囲で訳者さんの表現方法を残すようにしています。

もう一件は、別の意味で悩みました。
直す箇所がほとんど無いのです。
行頭スペースの調整と、役職名の修正くらいです。
それですら、修正の必要があるのかどうか微妙なので、
コメントでフォローしておきました。

全く直す箇所が無いというのも困りものです。
もちろん訳者さん自体は素晴らしいのですが、
自分に対して不安が出てきます。
自分のチェックが甘すぎるのかとか、
翻訳会社から自分への評価が下がるのではないかとか、
何か見落としているものがあるのではないかとか。
気になってしまいます。

逆に、自信を持って「この翻訳は全く問題がありません」と言えるようになれるよう、
自分の翻訳の実力を高めていきたいとも思いました。






翻訳会社に助けられました

先日、ある観光関連の繁体字訳チェックを引き受けました。
量はそれほど多くなく、エクセルで短文が並んでいるようなものでした。
 
ひととおりチェックし終えたところに、翻訳会社から追記メールが来ました。
「フェリー」は船のフェリーではなくて、飛行機のフェリー便(クルーのみの回送便)のことなのでよろしく、との内容です。
ちなみに飛行機のフェリー便は"運渡飛航"と言うようです。
 
改めて見直してみると、訳者さんは船のフェリーである"渡輪"と訳しており、私も見逃していました。
「松本→仁川(ソウル)便」なので、海のない松本に"渡輪"があるわけもなく、
少し注意深く見れば見逃すはずはないので、迂闊としかいいようがありません。
 
もし翻訳会社からのメールがなければ、そのまま提出していたかもしれず、
冷や汗が出る思いです。
今回は担当の方に助けられた形ですが、今後より気を抜かないようにしなければなりません。

 

取り急ぎ、御礼申し上げます

「あの、日本からのメール、何て書いてあるの?」
同僚が慌てた感じで聞いてきました。

昨日の夜遅くに日本のメーカーさんから来たメールのことらしい。
あて先は私だけど、CCでその同僚も入っていました。
ちなみに彼は日本語がほとんどわかりません。

でも、そのメールは、単に「了解しました、ありがとう」的な内容だったので、
特に翻訳することもないだろうと、そのままにしていました。

でも、同僚は焦っている様子です。
「なんだか、とても急いでいる様子だから、気になって」

え?急いでいる?なんのこと?もしかして別のメール?

改めてメールを見直して、同僚の言っている意味が分かりました。

「取り急ぎ、御礼申し上げます」
最後の一文の漢字だけを見て、緊急事項だと思ったようです。

なるほど、そういう受け取り方ができるのかと少し感動しました。


玉ねぎの服装

朝、ラジオの中国語ニュースを聞いていたら、「洋蔥式穿著(玉ねぎ式の服装)」という言葉が出てきました。
今日は朝晩は気温が低いけど日中は暖かくなるので「玉ねぎ式の服装」のほうがいいですよ、とのこと。 玉ねぎの皮が何層もあるように、重ね着して、気温の変化に合わせて脱いだり着たりするという意味なのでしょう。  
日本語に訳すとすれば「重ね着」くらいしか思いつきませんが、玉ねぎとは巧い表現だなと感心しました。 少しネットで検索してみましたが、「洋蔥式的穿法」というような表現はよく使われてるようです。  
小さい頃、遊びに来ていた年下のいとこが、食卓の「らっきょう」の皮をなくなるまで剝いていたのを思い出します。


 

訳語の推理あそび

少量の簡体字日本語訳を引き受けました。
ある日本の団体の、外国観光客向けパンフのような内容です。
しかし原稿を見たところ、もともと何か日本語版があって、それを簡体字中国語にしたように思えます。
翻訳会社に聞いてみると確かにそのとおりで、クライアントのほうで既に元原稿が無くなっているので、他の言語訳と同時に日本語版も作り直すようだ、とのこと。  

そうなると、簡体字の原稿から、元々の日本語はどうだったのだろう、と推測したくなります。
もちろん今回の翻訳は、まるきり元々の日本語と同じにする必要はないし、
こちらが提出した訳文を更にクライアントさんが加筆修正するのでしょうから、気にする必要はないのですが。

しかし、やるからにはクライアントさんの修正が最小限になるようなものを出したい。
というか、どれだけ元々の文章に近くできるのか、試してみたいという気になります。

なので訳語を選ぶにしても、クライアントさんが使うであろう単語を選ぶ必要があるわけで、
“厕所”にしても「トイレ」「お手洗い」「御手洗」「洗面所」「化粧室」どれを使うべきか、
その団体のWebサイトをチェックしながら訳語を決めていきます。  

また、簡体字訳を見ながら、 「ここは直訳っぽいから、そのまま訳せばよいかな」とか
「決まり文句を使っていることは、日本語もよく使われる表現でいいか」とか
逆に簡体字翻訳者になった立場から日本語原文を推測するという、推理ゲームみたいな感じで楽しめました。  

そのかわり、費やした時間が報酬に全然見合わなくなりましたけど...
 

翻訳チェックは気を遣う

先週末、翻訳チェックの仕事を引き受けました。
普通、翻訳チェックといえば、翻訳者が翻訳したものに訳抜けや誤訳がないかをチェックするものですが、今回のは少し違いました。
チェッカーの修正後の訳文をチェックするというものです。
  
翻訳会社によれば、翻訳者とチェッカーにそれぞれ言い分があり、
訳文がまとめられないのでなんとかしてくれとのことでした。
  
そのため、
日本語原文、
翻訳者の一次訳、
チェッカーの修正訳、
それら3つを見比べながら、
一文ずつ検討していきました。
  
翻訳者からすれば、自分の訳文をやたらと直されるのは良い気分ではないでしょう。
とくに、意味も合っていて文章も自然(だと思う)のに直されてしまったら
「チェッカーが自分の好みの文章にしたいだけだろう」
と感じるかもしれません。
チェッカー側が十分なコメントを残していなければ、なおさらでしょう。
  
なので、今回は3つの文を見比べながら、
できるだけ翻訳者にもチェッカーにも分かるようなコメントを残すように心がけました。
チェッカーの修正が入ってない文章は除いても、けっこうな量なので、
Wordの原稿ではなく、Excelで再度まとめなおしました。
  
もともとのWord原稿自体が表形式なので、Excelにコピーすること自体はラクでしたが、
再修正およびコメントには気を使いました。
関連する中国語の用例や日本語原稿の背景なども調べたので、思ったより時間が掛かりました。
 
週末は足裏マッサージに行こうと思っていたのに、その気力もなくなっちゃいました。
  

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